インストラクター
藤木こと子さん
お子さんの年齢:14歳、12歳、9歳、7歳
お住まい:沖縄県浦添市
小学校 発達支援サポーター
受講前のお悩み
中学生2人が、自分で考えて決めることをしなくなった。
自分1人で家族全員の何もかもを抱えているので、
いつもいっぱいいっぱい。
子供の内3人が、自閉スペクトラム症と診断されています。
ペアレントトレーニングなども受けて、
目も手もかけて育ててきたはずでしたが、
私が先回りしてやりすぎたせいで、
自分で考える事をしなくなってしまいました。
何か選ぶ時には「お母さんが決めていいよ。それが正解だから」と言います。
また、私の期待に応えて頑張っていた長男が、小学校で疲れ果ててしまい、
中学校で相談室登校になっています。
インストラクターになると決めた理由
自分が子育てで辛かった経験を、誰かが同じ目に遭わないために
使ってもらえるなら嬉しいと思えたから。
また、これなら自分にも出来て、経済的に自立出来ると思えたから。
元々、経済的に自立したかったですし、
ペアレントメンター的な仕事で起業したいと考えていました。
でも、自信はなく、方法も分かりませんでした。
そんな中、個別相談で松岡さんとお話しさせて頂いて、
この方と一緒に仕事をしたいと強く思いました。
また、しくじりばかりだと思っていた私の子育て経験が、
誰かの勇気になると言って頂き、
私でもインストラクターになれるんだという勇気を頂きました。
養成講座を受けたことで解決した事をおしえてください。
(ママやお子さんご家族の変化など)
まず、自分の子育ては大失敗だと思っていたけど、
よく似たことで悩んでいる人が他にもたくさんいらっしゃると分かりました。
こうしなければならないとならないと思い込んでいたものが取れて、
心にゆとりが出来ました。
1番は、何もかもがお母さんのせいではないと思えるようになりました。
不思議で仕方なかった長男の行動の謎が解けました。
こんなに尽くしているのに、なぜ私が嫌がることばかりするのかと思っていましたが、
まさかの、私を思いやってのことだったとは。
よく考えたら、長男のしていることは、
かつて私がしたかったことで、
彼が代わりにやってくれているのだと気付けました。
そうしたら、他の子達の謎行動も手に取るようにわかるようになりました。
その上、ずっと怖がって蓋をして、
見ないようにしていた私自身の感情や希望にも向き合うことが出来ました。
しゃべらないママコーチングを学んでいなければ、
ご自身とお子さんはどうなっていたと思いますか?
私はずーっと自己否定を続けていたと思います。
子供(長男)は、家族に気を遣って潰れていたと思います。
今のような穏やかで信頼し合える関係では無かったと思います。
私はいつまでも子供の力を信じきれず、子供はどんどん傷ついて、
お互いに相手が悪いと責め合っていたと思います。
そして、近いうちに離れてしまっていたと思います。
インストラクターはどんな方にオススメしたいですか?
子育てがうまくいかない事を自分(ママ)だけが悪いと思ってる人。
経済的に自立したい、専業主婦の方です。
孤立しがちですが、一生懸命子育てをしていて、
煮詰まってしまっている方にこそ、
専門家が書いたものではないリアルな子育てに触れていただきたいです。
そして、自分の力で収入を得て、自信に繋げて頂きたいです。