
インストラクター
和久愛里さん
お子さんの年齢:26歳娘、21歳娘
お住まい:石川県
教員
受講前のお悩み
子どもたちがそれぞれ親元を離れ、自分の生活を始めたとき、ふとこれまでの子育てを振り返りました。
その中で最も悔やまれたのは、「私は、しゃべりすぎていた」ということでした。
もっと、子どもたちの“話”に耳を傾けていれば。
もっと、私自身の思いを優先するのではなく、子どもたちの“思い”を尊重すべきだった。
そう強く思うと、反省してもしきれない気持ちになりました。
どのように対応されていましたか
実家を離れて暮らし始めた娘たちに、心の中で「ごめんね」と謝りながら、連絡があったときにはできるだけ話を聴くように努めました。
自分の気持ちは後回しにして、「まずは、娘たちの思いに耳を傾けよう」と決めたのです。
けれど、会えない分、心配はどんどん膨らんでいきました。
そのたびに、「分かっているのに、またしゃべりすぎてしまった」と、自分の変われない姿に落ち込むこともありました。
どのようにしてしゃべらないママコーチングをお知りになりましたか
信頼している恩師からの紹介がきっかけでした。
「起業するなら、これまでの教員としての経験に“しゃべらないママコーチング”を掛け合わせたら、あなたは百人力になるよ!」そんな言葉に背中を押され、挑戦を決意しました。
個別相談を受けて、受講する決め手となったのは何ですか
松岡ゆみこ先生のお人柄と描く夢、そして「しゃべらないママコーチング協会」の理念に深く感銘を受けました。
この学びを通して、日本で苦しんでいる子どもたちを救える──そんな確かな手ごたえを感じたのです。
松岡はどんな印象でしたか?
どんな時も「大丈夫」と受け止めてくださる、包み込むような大きな器をお持ちの方です。
一方で、常にご自身でも学びを深め、高め続けておられる謙虚さも兼ね備えていらっしゃいます。
「日本の教育を変えたい」という大きな夢に向かい、情熱を持って本気で立ち向かっているお姿に、心を打たれました。そして、私たちインストラクター一人ひとりを本気で育ててくださる存在でもあります。
ママさんや教育者、そして子どもたちの想いに真剣に向き合い、丁寧に寄り添い続けてくださる、あたたかく優しい方です。
でも実は、おちゃめな一面もあり、人間味にあふれた、とても魅力的な女性であり、お母さんでもあります。
基礎講座を受けて、お子さんやご自身にはどのような変化がありましたか
講座1日目が終わった後、私は心に決めました。
「まず、母親である私が変わろう。今日、娘に電話をして、昨日の暴言を謝ろう。」
そう決意してから、まだ1時間も経たないうちに、娘の方から電話がかかってきたのです。
「お母さん、決めたよ。」
そう言って、娘は喜びに満ちた声で、自分の未来への想いを語り始めました。
将来が見えず悶々としていた日々。
そんな中で、ようやく明かりがともった――。
そんな、うれしい報告でした。
「まず、私が変わること」。
その決意の直後に起こった、信じられないような出来事でした。
インストラクターになる決め手はなんでしたか
「しゃべらない子育てを世界標準に」
勉強しなさい!YouTube消しなさい!と言う大人をゼロに。
教育虐待をゼロに。
進路や勉強の悩みで命を絶つ子どもをゼロに。
そんな松岡ゆみこさんの夢に、心から共感しました。
そして、悩み苦しむお母さんや教育者が一人でも多く救われるように、このメソッドを伝えていきたいと強く思いました。
インストラクターとして活動する中で成果や良かった事があれば教えてください
担任している子どもに問題行動が発覚。
しゃべらないママコーチングのメソッドで向き合うことで、その子の瞳が変わり、行動が変わる瞬間を目の当たりにしました。
クラスをかき乱し、暴力や暴言を繰り返していたその子が、少しずつ自分の感情をコントロールできるようになり、やがて「先生は私のことを分かってくれている」と、心を開いてくれたのです。
その信頼は保護者の心にも届き、「子どものために、できることをしよう」と、ご家庭も本気で関わってくださるようになりました。
活動していく中で、お子さんやご自身にどのような変化がありましたか
【娘の変化】
将来の目標も見つからず、大学生活に意味を見いだせずに悶々としていた娘が、しゃべらないママコーチングをきっかけに夢を見つけ、そのための具体的な道筋まで描けるようになりました。
表情も明るくなり、研修先では「○○ちゃんがいるだけで、周りが明るくなる」と喜ばれています。
【私自身の変化】
以前は、娘に対して上から目線で接し、母親という“鎧”をかぶっていた私。
でも今は、素直に思いを伝えられるようになり、そのことで自分自身が解放されたように感じています。
娘に「あなたは私の自慢の子」と、心からの思いを込めて伝えることができました。
【教室での変化】
「自分は本当に子どもたちに寄り添えているのか…」と自信が持てなかった私が、このメソッドを実践していく中で、安心して子どもたちと向き合えるようになりました。
“しゃべらないママコーチング”を知っているという心の支えが、日々の授業にも集中できる安心感をもたらしてくれました。
そして、「本気で向き合えば、子どもにはちゃんと伝わる」――そう確信できるようになったのです。
しゃべらないママコーチのインストラクターに興味がある方に一言お伝えするとしたらどんな言葉でしょうか
本気で日本を変えようという大きな夢を持つリーダーのもとで、同じ夢を分かち合える温かい仲間との出会いがあります。
また、シンプルで即効性があり、親子で変わることができるかけがえのないメソッドにも出会えます。
SNSのスキルもきちんと学べて、自分のものにすることができます。
自分の家族だけでなく、インストラクターとして関わるお母さんや子どもたちが成長していくプロセスを、共に喜び、困難を乗り越えたときの感動を分かち合うことができます。
そして、自分が母親としてだけでなく、一人の人間として自信を持ち、いきいきと生きられるようになります。
それは、勇気を出して自分を変えようとする行動を、見守り応援してくれる松岡さんと仲間たち(同志)がいるからこそ。
この環境は、私にとって大きな財産です。